2007年12月4日火曜日

エゴ2

彼にどんなに柔らかい口調で近づいていってもそれは無駄という物だ。ただし感情的になってはいけないな。
彼はそうなることを望んでいるんだから。それは相手の思うつぼってものさ。ただ淡々とした話し方で相手に探りを入れるしかないの。
いや、極力彼には近づかない方が良い。そしたら相手が動き出すはずなんだ。それを見据えていればいい。すると彼の行動範囲も読めるはずだよ。いいかい、どこに誰が聞き耳を立てているか分からない。誰が味方で誰が敵かも分からない。それが職場って物さ。
だから気心を知らせてしまっては駄目だ。誰の耳にどう入っているかわかったものじゃないからね。
それじゃ人間不信になってしまう。それでいい。ただ自分の身を守ればそれでいいんだ。相手の出方を待つことが何においても大切なんだ。ただし相手の背後に忍び寄るような卑怯なまねはやめた方が良い。それは人間性が疑われるだけだからね。

ただ適当にスタンスを取って適当にやっていれば人間はいくらでもごまかせるものなんだ。
いいかい、相手の行動パターンを掴むんだ。すると相手が逆にビビリ出すはずだから。そして相手に変に卑屈にならないことだね。
そして自分に自信を持つんだ。それを守ってごらん。必ず道は開けるから。

エゴ

人間は所詮エゴの固まりなんだよ。それは分かっているさ。だから人は自分の都合の良いようにしか物事を考えないのさ。
それは知ってるよ。だから君がどうあがいても経験している物には勝つことは出来ないんだ。
そうかな。そうさ。だって彼は隅から隅まで知っているわけだし君はまだあまり知らないんだからね。
彼は僕をどうしようと思っているんだろう。少なくとも味方になろうとは思っちゃいないよ。敵に回ることはあってもね。
一応、彼は上司の言うことを聞いているだけなんだ。本当の気持ちは一緒に仕事なんかしたくないに決まっている。

それはすごく感じるよ。でも僕にはどうすることも出来ない。そうさ君にはどうすることも出来ない。
えーいっと思い切って仕事を辞めてまた一から捜すか、今の場所に我慢して居続けるかしか選択はないんだ。
もう逃げられないんだからね。若いときは逃げ場かあったんだ。でも年を取ると逃げ場がなくなる。それを踏まえた上で相手と戦う必要があるね。戦うのは嫌いじゃないよ。そう、だからってむやみやたらにかみついたって何の意味もないさ。

じゃうどうしたらいいの。まだ分からないのかい。君のいる場所はそこしかないんだからいらないって言われたら仕方ないけどそうじゃない限りはそこに居続けるしかないんだ。聞こえてすごく嫌な気持ちになっても相手が何かを仕掛けてきてもそれは無視して何でもない振りをして居続けるしかないんだよ。分かった。やってみるよ。ああそれが良い。

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