2008年10月10日金曜日

落下の王国 久々の映画


プー太郎なので映画はかなり選ばないと見れない。この作品を見る前はこれにしようかアイアンマンにしようかかなり考えた。
そしてアイアンマンはどっちにしてもマーベルコミックだし見たからと言ってもその時だけのものと思い落下の王国を見た。
正解だったなあ。映画は好きだけど今は我慢する時だからもうしばらくはDVDで我慢すると思う。
それだって十分とは言えないが堪能出来ると思う。それでいいじゃないのかなあ。

セルのターセム監督である。映画が始まってすぐにモノクロの画面で引き込まれた。
お、おおおみたいな。これはただ者ではないセンスだとうなった。そしてカラーになって病院。ある一人の少女と青年。
青年は自殺する為に少女を利用しようとする。なんちゅうやっちゃねんと思ったが、青年は優しいらしい。
そして少女はなんの疑いもなく青年の言う事を聞く。青年のおとぎ話を聞くために。この少女がいなかったらこの映画はつまらないもので終わっていたはずだ。いくらビジュアル的に優れていてもそれだけでは限界がある。少女のあどけない笑顔。悲しい顔。
演技とは思えないようなその顔を見ているだけでいい。たしかにビジュアルは凄い。息を飲むようなとはこの事を言うのではないかと思う。
しかしそれだけで良い映画だったと思えないのが悲しい所である。この監督はこれだけのセンスを持っているのだからもっとストーリーを重視したら凄い監督の力量はあるんだがなあ。それが惜しい。

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