2007年9月24日月曜日

白い風船

イラン映画である。まぁかわいいっちゃかわいい、七歳の女の子とお兄ちゃんの話である。
いつも怒ってばかりいるお母さんが嫌な感じだったな。で話は本当にしょうもないのである。金魚を買うために少女が買いに行くのだけど
途中蛇遣いのおっさんがいたりして寄り道するのだが、ある店の前でお金を道路脇の鉄条網の入った地下に落としてしまうのだ。
どうやってお金を取るかだけの話を延々と見せられる。途中お兄ちゃんが来たりして何が白い風船なのかと思ったら鉄の棒の先についているのが風船だったということで。その棒の先にガムをくっつけてお金を取り、めでたし、めでたしのお話である。

こんなつまらない映画はもう見たくないなぁ。

スティンガー

マキャモンと言えば今まではミステリーウォークが一番だった。と言っても他にはスワン・ソングくらいしか読んだことはないが。
ある日古本屋で店頭に置かれていたカバーが外された本を見ていたらこの本を見つけた、
下巻だけしか残っておらずでも上巻を図書館で借りてとか思って早速図書館に予約を入れた。上巻が来たので読み始めたが何やら話がまどろっこしくてSFなのかホラーなのか分からないノリでちょっと嫌だった。一応上巻を読んで下巻の裸の本もぼちぼちパラパラと読んでいた。しばらく放っておいたが何気なく読み始めると、自分の好きなノリになってきているではないか。まぁ本というのは全体的にどうだったかなのかも知れないが、自分にとってはこの本はトータルではなく、エイリアンのえぐさに尽きる。

ゲロゲロドロドロで爬虫類を思わせるものでこれはひょっとして映像不可能かと思わせる造形だった。
それがインパクトを与え頁をめくる手が止まらなくなった。そしてラストはハッピーエンドだし面白かったと思わせる本となった。
トータルしたらミステリーウォークがダントツだけどこれはこれで面白く読めたと思う。何か微妙な感想になってしまった。

隠れた名作?

フローレスと言う映画です。これはレンタルショップにも置いてあります。
この映画はドラッグクィーンと言う、まぁぶっちゃけおかまと堅い警官の話ですが、そのおかまがあのカポーティに出てたシーモア・ホフマンでして(知らない人は飛ばしてください)堅い警官がデ・ニーロでやんす。しかしあることがあってデ・ニーロが肢体不自由になって
金欲しさと優しさからシーモア・ホフマンが言語障害の治療にと歌を教えるんです。最初はしぶしぶだったデ、ニーロも徐々に気持ちを近づけていきます。なんだかんだと偏見を受けてもドラッグクィーンはひたすら明るく生きようとします。あの生き方がある種すごいと思いましたね。これは一年に何回かは見る映画です。

おかまが嫌いとか言う人もいると思うのですがこの映画を見たらちょっとだけ考え方が変わるかも知れません。
そう言う私もちょっと本当に出会ってしまったら引いてしまうかもしれませんが、偏見を持って生きるのって悲しい事だと言うことをこの映画は教えてくれるはずです。まぁちょっと見てみようかなと思う方がいたらどうぞ。

なんと言ってもブライアン・デ・パルマ

 ミッショントゥーマーズは失敗作として、私は大のデ・パルマファンである。キャリーを見たときからすごいと思っていました。
キャリーのラストであまりの衝撃に椅子から腰が数センチ浮きましたから。でもあれも今では映画の常套手段になってしまって。
そして殺しのドレス。ウソぉ。すごすぎる映画だぁ。撮影は綺麗だしアンジーデッキンソンのヌード(ボディダブルだと後で知りました)
は出るし、ナンシー・アレンのショッキングな下着姿はあるし男として鼻血を我慢しつつ見た記憶があります。(今ではどうってことありませんが)そして愛のメモリー。おいおい松崎しげるかよと突っ込みを入れたくなるようなタイトルなんだけど、中身はデ・パルマらしい映画でヒッチコックを崇拝しているだけの事はあるわいと思ってしまいました。そしてあのアンタッチャブルです。あのシーンが撮りたいが為に作ったとしか思えない映画なんだけど、コネリーか良い味だしてたし大好きな映画ですね。途中で悪魔のシスターとか言うのもありますが、あれも結構好きです。そしてファントムオブパラダイスこれは題材がオペラ座の怪人でしてこれも秀作ですね。

スネークアイズでちょっと外して、次のファムファタールで盛り返してそして新作のブラック・ダリアです。
あっ忘れてた彼が最初のミッション・インポッシブルの監督ですぞ。あれはあくまでトム・クルーズを撮るために作ったとしか思えなかったけど。彼の映画は舐めるようなキャメラワークが魅力なのです。パチーノでカリートの道やスカーフェイスと言う作品もありましたねぇ。

最悪の映画

田舎に帰ってバスに乗る前に友達と見た映画があのパッションだった。メル・ギブソン監督だしマグダラのマリア役でモニカ・ベルッチが出てると言うことで結構ワクワクして見に行ったのに、何十年も映画を見てきた私もあまりの残酷描写に画面を見ることが出来ないくらいえぐい映画でした。せっかく映画館に入る前にポップコーンを買ったのにこぼしてしまうし最悪の映画だったと言って良いかもしれません。

キリストの映画は数々あるけど、力の入れ方が間違ってないと疑問に思いました。メルギブってサドの毛があるのかな。
そして次回作がアポカリブトとかで、黙示録かよと言うタイトルなんだけど(アポカリプスナウつまり地獄の黙示録です)友達から誘われたけどパッションのあの悪夢から逃れられなくて断った。しかしある機会にこれを見てしまったのだ。でもこっちはまぁ確かにえぐいシーンは出てくるんだけど作り物じゃんと思えるからたいして怖くはありませんでした。

私の中ではパッションが史上最悪の映画ですね。怖くはなかったけどもっとひどい映画は邦画のデビルマンでした。
あれは見る価値、作る価値なしだなぁ。ひどすぎる。

ピーター・グリーナウェイ

この監督は最初に見た映画がコックと泥棒その妻と愛人である。これはすごい映画だった。
そして数におぼれてとかzooとか建築家の腹とかまでは良かったがブロスペローの本辺りから分からなくなって後は見ていない。
で、何が言いたいのかと言ったらこの監督のコックと泥棒を深夜にやっていたのでそれを録画したから見ようという話である。

でも出来たらzooとか数にとか建築家が見たいな。彼の作品で英国式庭園殺人事件と言うださいタイトルの映画があったけど、格式高い取り方はしているのですが、中身はたいしたことなかったなぁ。

靴に恋して

これは以前撮っておいたスペイン映画である。スペイン映画なので結構セリフが早いがストーリーと言いキャメラと良いとっても感じのいい作品に仕上がっていた。これはあまりレンタルビデオ屋にはおいてないだろうな。靴を視点にした映画ってあまりないと思う。
五人の男運の悪い女達がどうなるか。幸せをつかめるかがこの映画のポイント。最後にいいセリフもあってしみじみした映画に仕上がってました。深夜映画はこんな隠れた名作があるからあなどれないんだよね。個人的にはペドロ・アルモドバルよりもすごい監督だなぁと思った。

鯖のピリ辛揚げ

何気なくテレビをつけていたら弁当のおかずに良いと言うことで鯖のピリ辛揚げをやっていた。
結構料理は好きなのでさっそくチェック。そこでのポイントはころもに小麦粉と卵白だけと砕いたクラッカーをつけること。
何故卵白だけかというと卵黄を入れると焦げやすいとのこと。そしてクラッカーをつけて揚げることでむっちゃぱりぱりになって昼ご飯になって食べても美味しいらしいです。テレビではレタスとトマトを添えていました。今度是非やってみよう。

ホテルルワンダ

アパルトヘイトの作品は白く渇いた季節など名作がありますが、これは話題の割には最初の方を見ていましたがあまり面白くないなぁと思い途中でやめました。やめたって言うかまた見るとは思うのですが。僕はだいたい第一印象で決めますね。
ちょっとと思ったら気持ちが引きますね。今しばらく置いていたマキャモンのスティンガーの下巻を読んでいます。
最初はちょっと面白くないなぁって思っていたら生き物の身体を借りたすごい化け物が出てきたりして、むっちゃ面白くなっています。
残り100頁ですがもったいないので少しずつ読みたいな。そしてぢんぢんぢんに移ります。休みが充実していたら仕事も張りが出ると良いな。

宮部 みゆき

彼女の本は外れがないと言うことでサイトで評価されていました。近い所では東野圭吾でしょうか。
宮部の本は何冊か読みましたが寂しい狩人という短編?が興味深く読めました。これが一番好きですね。模倣犯もまぁまぁだったでしょうか。理由とか、龍は眠るとかレベル7スナーク狩り火車などは読みましたね。彼女は時代劇も書きますが時代劇は苦手で読みませんね。
東野はほとんど読んだことはなく白夜行くらいなら読みました。分厚いばっかりでインパクトはなかったなぁ。ドラマの方がよかったです。誰か東野圭吾でお勧めの本があれば教えてください。

花村 萬月

今日は最後の三連休です。本当は会社は出なんだけど有給取っちゃいました。年のせいか身体が怠くてね。
昨日は花村 萬月のぢんぢんぢんと言うハードカバーを500円で古本屋で買いました。昔から欲しかったので見つけたときには即ゲット。これは以前図書館で借りて読んですごーく面白かったんです。まぁ女性にはちょっとハードかなぁって内容です。
これは分厚い本ですが一気読みしたような記憶があります。その後賞を取った皆月とかも読みましたがこれがダントツでした。
彼の本は何冊も読んでいるとパターンがおなじだからちょっと飽きるかも知れませんね。でも一年に何回かは病気みたいに読みたくなる人です。好きな本をそばに置いておくのって至福ですよ。

映画、試写、DVD、ビデオで映画の感想

しばらく空いていましたが映画の感想をアップしています
Powered By Blogger
Powered By Blogger