何年ぶりに見るのだろうか。20年は立っているのかも知れない。
見たときにはとっても良かったという印象が強かったのだが、再度見たらかなり重厚で救いようのない映画だった。
でもやはりキエシロフスキは素晴らしい。映画のひとこまひとこま、人物描写の繊細さが伝わってくるんだよね。
かなり重いけどとっても好きな作品です。これは古い映画だから写真がありませんでした。
2008年6月22日日曜日
キャプテンスーパーマーケット
このチープなチラシを見よ。死霊のはらわた3のタイトルである。あの超怖くて笑ってしまった死霊のはらわた的映画だと思ってみたら全然はじけている映画だった。
しかしさすがサム・ライミである。この映画は最後までくだらない。くだらないがもの凄く魅了される映画なのだ。
とにかくテンポが良いし、ブルース・キャンベルのキャラクターがいろんな困難にぶち当たっても決して負けない勇気がある。
結構おどおどしているんだけどそれでも彼は勇敢に立ち向かっていくのだ。それも化け物という理不尽極まりない存在に向かっていく所に私はある種人生の教訓めいたものを感じた。何かに対して一生懸命になる人間の姿は滑稽に映るかも知れないが素晴らしいのだ。
あと骸骨の動きがハリー・ハウゼンの作ったひとこま、ひとこま的かくかくした動きでこれもご愛敬。全然怖くないんだけど一生懸命に戦うんだなぁ。そのギャップがいい。理屈抜きにいい。ラストは2種類あるらしいけど今回見たのはハッピーエンドでした。
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- 浜ちゃん
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