2008年10月17日金曜日

ヴァンパイア最後の聖戦


これはDVDにもなっていないしジョン、カーペンターなので見に行った。ジョン、カーペンターだから全部好きではないが、これはヴァンパイアものだしチープ度満点な映画の匂いがしたからだ。で見たのは大正解だった。
この映画をフロムダスクティルドーンが真似したのは間違いないと思う。と言っても最初のモーテルのシーンだけなんだけど。
モーテルの名はサンゴッド。何か意味深な名前である。そしてその中にウッズをはじめとしたヴァンパイアハンターが乗り込む。
そして戦いが始まる。ヴァンパイア達は光に当たると火を放ち灰になる。そのシーンはヴァンパイア物ではよく見るんだけどカーペンターはひとひねりしていると言うかムッチャチープなんだけどそれが逆に味わい深くていいんだなあ。
この作品で一番良かったのはダニエル、ボールドウィンである。ひたすら人のいい人物を演じている。いくらシェリル、リーから噛まれても
根性で正気を保とうとしてウッズを助けたりするのだ。涙ぐましいではないか。そして枢機こうが悪魔に魂を売り渡してその役があのマクシミリアン、シェルなのである。永遠の命を願うばかりに売り渡したのだ。でもあっさり殺されてしまうんだけど。
そしてヴァンパイアの親分の魔鬼。これはすこしカマっぽいかんじででもムッチャ強いのだ。しかし最後はウッズと戦い光を浴びて死んでしまうんだけど。ハッピーエンドの映画で思いっきりB級しててそれでも開き直っている所が好きなんだなあ。
この映画が何でDVDにならないのかが分からない。

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