さすがコスタ・ガブラス監督。なかなかの作品を作ってくれた物だ。これは以前も見た作品であるがその時も思ったように狼たちの午後をひねって作ったとしか思えないが、それでも良い作品である。気の弱いトラボルタ扮する警備員が解雇を機に美術館の中に立てこもる。
その中にいたダスティンホフマンがこの事件を物にしようとする。しかしトラボルタに見つかってしまう。トラボルタは気が弱いので謝って友人の黒人の警備員を撃ってしい後悔するが自体は悪い方にばかりいく。人質の子供たちも出てくるが人質と言うだけで何もしないのは当たり前である。なにせ彼にもふたりの子供がいるのだから。そして最後は誤射した黒人も息を引き取り爆死して死ぬという終わり方である。
しいて難を言えばトラボルタが大根役者だったことである。どう考えてもいい俳優とは言い難い。まるでスタローンと競演しているような物である。せっかくホフマンの光る演技や脇役も台無しとは言わないけど出来たら使って欲しくなかったと思う。
その癖クレジットにはしっかりとホフマンと同じ位置にいるしラストに至ってはホフマンより上にクレジットされていると言う何とも理不尽ではないか。まぁなんだかんだと書いたけどよく出来た映画ではある。
2007年10月8日月曜日
登録:
投稿 (Atom)
映画、試写、DVD、ビデオで映画の感想
- 浜ちゃん
- しばらく空いていましたが映画の感想をアップしています