2007年9月22日土曜日

ヒーロー

靴のない天使の感想である。この映画すっごく良かった。知っているはずなのに見ていたら面白くて。ダスティン・ホフマンの役はせこい男の役だし、嘘で一躍ヒーローになったアンディ・ガルシアは良心的な男だがついた嘘を引ききれなくなって自殺までしようとする。
良心の呵責である。図々しい人間がはびこる世の中で相対するふたりはどう世間と対当するのか。いやホフマンは目立ってない存在だからネズミみたいにウロチョロして、ガルシアの事を見てはこいつは嘘つきだと言っている(あたっているが)その事を証明しようとするが捕まったりして牢屋に入れられるし(実は金だけが欲しいんだけど)、でも結局はリポーター役のジーナ・デイビスには助けてくれてありがとうと言われると最初はしらを切っていたがどういたしましてというし、本当にいい男なのである。この映画の唯一汚点はジーナ・デイビスである。アクの強い女にしか見えなくて大根役者だと思った。良心とは何か、人間とは何かを問いかける映画でもある。素晴らしい映画である。

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