2007年11月26日月曜日

ハリーとトントを見終わって

最初見たときのインパクトはなかったけど、やっぱり心にじわっと来る映画だった。
ハリーは良い紳士なんだけど年を取っているばかりに時代についていけずにそれでも我を通すところが年を取るってこんなことなんだと思わせてくれて逆に嬉しくなってしまう。年を取って無理して周りに合わせなくても自分らしさを忘れないで生きていけばいいのだ。

肩の力を抜いて生きていけばいいのだ。頭の中で色々妄想するから人生はつまらなく見える。
ただ自分らしくいればそれでいいのだと言うことをこの映画は教えてくれた。私は今まで身構えて生きていたから仕事もつまらなかったと思う。でもすべてを受け入れて生きていけば何も嫌なことはないはずなのだ。

自然の流れに逆らわずに自分らしく生きるこれが人生の極意なのかも知れない。
ハリーとトント。この作品はやっぱり名作である。トントにあれほど執着していたように見えたハリーがトントの死をすんなり受け入れる所とトントに似た猫を追いかける砂浜のシーンそして昔の彼女を老人ホームに訪ねていって二人で踊るシーンなど人生の断片をかいま見せてくれた話である。良い映画だなぁ。

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